現在コロナウイルスの影響でアパレル業界全体が世界中で大きな打撃をうけています。
アクセサリー業界も勿論例に漏れず厳しい局面に立たされおり、百貨店での販売がメインの老舗ブランドは特に苦しい状況です。
人と会う機会が少なくなり、オンラインでの会話が増えたこの時代にファッションはどこまで求められるのでしょうか。
上半身は着飾るが、下半身はパジャマ
zoom飲みという言葉が流行り、人と接する機会はオンラインの画面越しというのが現在のコミュニケーションの大半をしめています。テレビ番組でも、液晶での出演が増え、その大半が上半身だけしか写っていないことがほとんどです。
思い当たる方も多いかと思いますが、そのような状況になった場合、上半身だけしっかり着飾り、下半身はパジャマやスウェットなど楽な格好で過ごす方も増えているようです。
アパレル業界ではジーンズなどの下半身の外出着がうれなくなり、上半身の楽に着られるアイテムの売れ行きが好調とのこと。
更に面白いのが外出する機会が減ったことで、普段はなかなか外に着ていくには派手すぎると敬遠されていたような個性的なファッションやデザインのアイテムも売れ行きが良いとのこと。
おうちでのオシャレは自分のため、外出するときのオシャレは他の人から見られるため、とオシャレをする目的やオシャレをして見せる対象が変わってきているのかもしれません。
with コロナ時代のアクセサリーはどうなるのか
アクセサリーもコロナによって売れる、人気のアイテム傾向は少しずつ変化していくと思われます。
例えばこれまでは夏の半袖シーズンになるとブレスレットの売れ行きが伸びていたものが、手元はあまりオンラインでは映らないため、このままの状況が続けば前年と比較すると落ち込む可能性が高いでしょう。リングも同様にそういった影響があるかもしれません。
逆にピアスやイヤリング、ネックレスなど顔まわりのアイテムは変わらず人気を保つのではないでしょうか。
しかしながら、選ばれる基準はこれまでより更に「自分が好きかどうか」で、「他人からこう思われたいから選ぶ」という理由で選ばれることは少なくなると予想します。
特にアクセサリーは洋服などと比べると小さくやはり対面でないとよく見えないため、人からの評価はどんなものをつけていても付けているかいないかといった見え方の違いにしかならないのではないかと思います。
もちろんちゃんと見れば見えますが、より自分がつけたいから付けるという方が増えるのかと思います。
自分のためのアクセサリー選び
コロナで気が滅入ってしまうことも多いですが、オシャレをすると気分が少しアップしませんか?
この時代だからこそ、これまでよりももっと自分本位にアクセサリーを楽しんでみてはいかがでしょう。
ちょっと派手かも?ちょっと大きいかも?個性的すぎるかも?気になるけど少し躊躇していた、なんて気持ちがもしあるなら、この機会に新しいアクセサリーにチャレンジしてみても良いかもしれません!
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